1.  本26日午後3時20分から約20分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のカミル・アブ・ロコン・イスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)調整官(Maj. Gen. KamilAbuRukun, Coordinator of Government Activities in the Territories Unit)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 河野大臣から,ガザ情勢を巡って不安定な状況が継続しているにも関わらず,ロコン調整官が訪日したことに感謝する旨述べた上で,「平和と繁栄の回廊」構想の旗艦事業である「ジェリコ農産加工団地(JAIP)」では14社が操業を開始するに至っており,日本は引き続きイスラエルと協力して対パレスチナ支援を続けていく旨述べました。

    2 これに対し,ロコン調整官から,パレスチナにおける日本の取組を評価し,イスラエルとしても様々な分野で引き続き協力していきたい旨述べました。

    3 また,両者は,最近のガザ情勢などについても意見交換を行い,ガザの人道情勢への対応も含めて引き続き連携していくことを確認しました。