1.  本19日午後6時30分から約70分間,河野太郎外務大臣は,カルロス・ホルメス・トゥルヒージョ・コロンビア共和国外務大臣(H.E. Mr. Carlos Holmes Trujillo, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Colombia)と夕食を交えつつ会談したところ,概要は以下のとおりです。
     また,外相会談に先立ち,両外相による日・コロンビア租税条約の署名式が行われました。

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    1 冒頭,河野大臣から,トゥルヒージョ大臣の訪日を歓迎すると共に,本年は日コロンビア外交関係樹立110周年であり,その締め括りにトゥルヒージョ大臣を迎えられて嬉しく思う旨述べました。また,日本とコロンビアは,基本的価値を共有する重要なパートナーであり,良好な関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し,トゥルヒージョ大臣から,今般訪問することができ光栄である,租税条約の署名は日コロンビア経済関係にとって一歩前進である等述べました。

    2 河野大臣から,コロンビアには現在90社以上の日本企業が進出しており,今般署名に至った租税条約は,二国間の投資・経済交流を一層促進するものであるとして歓迎する旨述べました。また,両外相は,TPP11別ウィンドウで開く日本とコロンビア間で交渉中のEPAに触れつつ,両国の経済連携の推進の重要性につき一致しました。

    3 また,河野大臣から,今般コロンビア国民に対する数次査証の導入を決定した旨伝達し,本件導入が人的交流の活性化に資することを期待する旨述べました。

    4 両大臣は,二国間関係に加え,国際場裡における協力,北朝鮮情勢及び避難民支援を含むベネズエラ情勢等の地域情勢についても意見交換を行い,協力関係を深化させていくことを確認しました。