平成30年9月6日
林野庁


森や海・川とともに生きる知恵や技を持つ達人が「森の名手・名人」、「海・川の名人」として毎年選定されており、平成30年度は、新たに82名の「名手・名人」が選定されました。
また、「第17回聞き書き甲子園」に参加する高校生と「名手・名人」との組合せが決定しました。

1.趣旨

(1)「森の名手・名人」及び「海・川の名人」の選定
公益社団法人国土緑化推進機構では、平成14年以降、森とともに生きる知恵や技を持つ達人を、「森の名手・名人」として毎年選定しています。この度、造林手、杣師(そまし)のほか、漆塗り職人、茅葺き師、宮大工など多岐にわたる新たな76名が「森の名手・名人」に選定されました。
また、平成21年からは、全国漁港漁場協会及び全国内水面漁業協同組合連合会において、漁師や海女、船大工や釣竿づくりの職人など、海や川とともに生きる知恵や技術を先人達から受け継ぎ、その発展に努める人々を、「海・川の名人」として選定しています。この度、新たに6名が「海・川の名人」として選定されました。
平成30年度は、新たに82名の「名手・名人」が選定され、これまでに選定された「名手・名人」は、森と海・川を合わせて約1,600名になりました。

(2)「第17回聞き書き甲子園」参加高校生と「名手・名人」の組合せ決定
「聞き書き甲子園」は、全国から選ばれた100人の高校生が、「名手・名人」を訪ね、その知恵や技術、人となりを「聞き書き」し、その成果を発信する活動です。
第17回聞き書き甲子園実行委員会(農林水産省/文部科学省/環境省/公益社団法人国土緑化推進機構/公益社団法人全国漁港漁場協会/全国内水面漁業協同組合連合会/NPO法人共存の森ネットワーク)は、本年5月に参加する高校生を募集し、8月に「聞き書き」の手法等を学ぶ研修会を開催しました。
この度、実行委員会は、聞き書きを行う高校生と「名手・名人(昨年度までに選定された名手・名人を含む)」の組合せを別添のとおり決定しました。

2.「第17回聞き書き甲子園」の今後のスケジュール

(1)聞き書き取材について
高校生は、平成30年9月から12月までの間に原則2回、「名手・名人」を訪問し、聞き書き取材を行います。

(2)聞き書き甲子園フォーラムについて
平成31年3月に東京都内で開催されるフォーラムにおいて、高校生の代表者が聞き書きの成果を発表します。
フォーラム開催の詳細については、後日プレスリリースを行います。

3.報道関係者の皆様へ

高校生の「聞き書き取材」への取材については、聞き書き甲子園実行委員会事務局(NPO法人共存の森ネットワーク)にお問合せください。
聞き書き甲子園実行委員会事務局(NPO法人共存の森ネットワーク)  担当:関、吉野
TEL:03-6432-6580

4.参考

(1)「森の名手・名人」及び「海・川の名人」の関連ホームページ
「森の名手・名人」の公表(国土緑化推進機構ホームページ)
http://www.green.or.jp/fukyu/morinokuni/meijin/
「海・川の名人」の公表(全国漁港漁場協会ホームページ)
http://www.gyokou.or.jp/report/umikawa.html

(2)「聞き書き甲子園」オフィシャルホームページ
http://www.foxfire-japan.com/

<添付資料>
平成30年度選定「森の名手・名人」及び「海・川の名人」一覧
「第17回聞き書き甲子園」参加高校生と「名手・名人」取材組合せ一覧

お問合せ先

林野庁森林整備部森林利用課
山村振興・緑化推進室
担当者:高橋、日下部
代表:03-3502-8111(内線6145)
ダイヤルイン:03-3502-0048
FAX:03-3502-2887

水産庁漁港漁場整備部計画課
担当者:冨樫、小陽
代表:03-3502-8111(内線6844)
ダイヤルイン:03-3501-3082
FAX:03-3581-0326

聞き書き甲子園実行委員会事務局
NPO法人共存の森ネットワーク
担当:関、吉野
tel:03-6432-6580
E-mail:mori@kyouzon.org