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プレスリリース

「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」をとりまとめました

令和6年3月29日
水産庁

令和6年3月27日(水曜日)に「第4回プレジャーボートの放置艇対策の推進に向けた検討会」を開催し、「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」をとりまとめましたので、お知らせいたします。

1.「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」のポイント

放置艇は、景観の悪化、船舶の航行障害、洪水・高潮・津波等の自然災害時の船舶の流出による被害などをもたらすものであり、水産庁では、国土交通省とともにプレジャーボートの放置艇の削減に向けた取り組みを進めてきたところです。
3月27日(水曜日)に「第4回プレジャーボートの放置艇対策の推進に向けた検討会」を開催し、「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」をとりまとめました。本方向性のポイントは以下のとおりです。

【目標】
すべての放置艇の解消の最終的な目標は堅持しつつ、地域にとって支障となる放置艇については、概ね10年程度を目途に解消できるよう優先的に対策に取り組むことを目指す。

【放置艇対策の実効性を高めるための3つの視点】
視点1:各水域が所在する地域の実情を踏まえた対策の推進
視点2:水域管理者の管轄を超えた広域的な連携の推進
視点3:官民の緊密な連携の推進

【放置艇がもたらす問題の例】
無秩序な係留 高潮による流出 津波による背後地への流出

引き続き、水域管理者を中心とする関係者と緊密に連携し、1日も早い放置艇の解消に取り組んでまいります。

<参考>
「プレジャーボートの放置艇対策の推進に向けた検討会」の議事要旨等
https://www.mlit.go.jp/kowan/kowan_tk6_000011.html

国土交通省プレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/port06_hh_000287.html

2.添付資料

・【概要版】「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するため の今後の放置艇対策の方向性」(PDF : 202KB)
・【本文】「三水域(港湾・河川・漁港)におけるプレジャーボートの適正な管理を推進するための今後の放置艇対策の方向性」(PDF : 1,064KB)
・プレジャーボートの放置艇対策に関する参考事例集ver.1.0(PDF : 5,508KB)

お問合せ先

水産庁漁港漁場整備部計画課(漁港区域)
担当者:河野、加藤、江頭
代表:03-3502-8111(内線6846)
ダイヤルイン:03-3506-7897

国土交通省港湾局海洋・環境課(全体取りまとめ、港湾区域)
担当者:釘田、末廣
代表:03-5253-8111(内線46674,46673)
ダイヤルイン:03-5253-8685

国土交通省水管理・国土保全局水政課(河川区域)
担当者:浅田、名雲
代表:03-5253-8111(内線35212,35261)
ダイヤルイン:03-5253-8440

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