外務省・新着情報

令和6年3月28日
プリーア駐日大使と記念撮影をする柘植外務副大臣
プリーア駐日大使と意見交換をする柘植外務副大臣
  1. 3月28日、柘植芳文外務副大臣は、駐日メキシコ合衆国大使館を訪問し、プリーア駐日大使(H.E. Ms. Melba PRÍA, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the United Mexican States)と意見交換を行いました。
  2. 冒頭、柘植副大臣から、バルセナ外務大臣から能登半島地震に関しお見舞いのメッセージを頂いたことに対する謝意を述べた上で、メキシコは、135年を超える外交関係を有する伝統的なパートナーであり、中南米で最多の日系企業拠点数を誇り、魅力的な投資先として日系企業の高い関心を集めている旨述べました。これに対し、プリーア大使からは、二国間関係の強化に向けた柘植副大臣の取組に謝意が表明されるとともに、政府間のみならず、大学間を含めた両国間の交流の重要性、さらには本年のメキシコ人訪日観光客の増加にも言及がありました。
  3. また、柘植副大臣から、先般、駐日メキシコ大使館において開催された上川外務大臣と駐日女性大使との意見交換に触れつつ、戦略的グローバル・パートナーとして、二国間関係だけでなく、気候変動、移民、女性等の地球規模課題に共に取り組んでいきたい旨述べました。これに対し、プリーア大使から、上川大臣と駐日女性大使の意見交換の実現に謝意を表明しつつ、引き続き女性・平和・安全保障(WPS)や女性のエンパワーメントにつき議論を重ねていきたい旨述べました。さらに、柘植副大臣は、上川外務大臣が発表した「中南米外交イニシアティブ」について説明し、プリーア大使を始め、メキシコとの間でも対話を重ね、このイニシアティブを具体化させていきたい旨述べました。
  4. 両者は、幅広い政策課題に両国が手を携えて取り組むためにも、日頃からの意見交換やハイレベルの相互訪問の重要性を共有し、二国間及び国際場裡における一層の協力のため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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