外務省・新着情報

令和6年1月24日
協議会が行われている様子
参加者の記念撮影

 1月24日、外務省は、アブドッラー・ラーフィー・リビア国首脳評議会副議長(H. E. Mr. Abdullah ALLAFI, Vice President of the Presidential Council of the State of Libya)の外務省賓客としての訪日の機会をとらえ、経済産業省及び日本エネルギー経済研究所との共催で、同研究所において、「第1回日本・リビア経済フォーラム」を開催しました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ラーフィー首脳評議会副議長から、経済フォーラムの開催及び多くの日本企業の出席について謝意が表明されるとともに、リビアが2020年の停戦合意を受けて安定化に向かっていることについて説明があり、日本との人的交流及び経済関係の再活性化への期待が表明されました。また、新村出駐リビア特命全権大使から、約10年ぶりの在リビア日本国大使館の再開を踏まえ、大きなポテンシャルを持つリビアとの二国間関係、特に経済関係の再活性化に弾みを付け、関係強化に向けた新たなモメンタムを後押しするため、経済フォーラムを開催することとした旨言及しました。
  2. 続いて、出席したアウン・石油・ガス大臣及びバーウール外務・国際協力大臣代行を含むリビア政府要人から、リビアにおける最近の政治情勢、経済情勢、石油・ガス・エネルギー分野の現状及び外国企業の進出状況、法制度等について説明がありました。また、日本企業がリビアに戻ることを期待する旨の発言がありました。
  3. 出席した日本企業関係者からは、リビアにおける各社の取組や関心事項についての説明があり、リビア政府要人との間で意見交換が行われました。また、日本企業からは、実際にリビアとのビジネスを検討するにあたって、現地への渡航が可能となるよう、治安情勢が改善することへの期待が表明されました。
(参考)第1回日本・リビア経済フォーラム出席者

  • 日本側:外務省、経済産業省、日本エネルギー経済研究所、民間企業:商社、石油関連企業、プラントエンジニアリング企業等8社、政府関係機関等:6機関 
  • リビア側:ラーフィー首脳評議会副議長、アウン石油・ガス大臣、バーウール外務・国際協力大臣代行、アルナァース駐日リビア大使館臨時代理大使等

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