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令和5年5月25日
会談を前に、ウィクラマシンハ大統領と握手を交わす岸田総理大臣 握手を交わす両首脳(写真提供:内閣広報室)
日・スリランカ首脳会談が行われている様子 日・スリランカ首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 5月25日、午前11時40分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、日経フォーラム第28回「アジアの未来」に出席するため訪日中のラニル・ウィクラマシンハ・スリランカ民主社会主義共和国大統領(H.E. Mr. Ranil Wickremesinghe, President of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ウィクラマシンハ大統領の訪日を歓迎するとともに、スリランカとの「包括的パートナーシップ」を更に発展させていきたい旨述べました。これに対し、ウィクラマシンハ大統領から、昨年9月に続いて再会できたことを嬉しく思うとともに、二国間関係を今後一層深化させていきたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を含むG7広島サミットの成果と「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の新たなプランについて説明し、ウィクラマシンハ大統領より、G7広島サミットの成功に対する祝意の表明がありました。
  3. 両首脳は、日本、インド、フランスの3共同議長の下、スリランカの債務再編に係る債権国会合が開催されたことを歓迎し、全ての債権国が参加する透明かつ公平な債務再編の重要性について確認しました。ウィクラマシンハ大統領からは、債務再編を巡る議論における日本の貢献に対し感謝する旨の発言がありました。
  4. 両首脳は、地域情勢や軍縮・不拡散を含む国際的な課題についても意見交換を行いました。

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