外務省・新着情報

令和5年4月20日
表敬を前に、アンダーソン共同理事長と記念撮影を行う林外務大臣
林外務大臣が、アンダーソン共同理事長と懇談している様子

 4月20日、午後2時30分から約15分間、林芳正外務大臣は、訪日中のアンディ・アンダーソン「テイラー・アンダーソン記念基金」共同理事長(Mr. Leroy “Andy” L. Anderson III, Co-chair, Taylor Anderson Memorial Fund)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、東日本大震災で命を落とされたJETプログラム参加者であるテイラー・アンダーソンさんの記念碑が除幕されたことに祝意を伝え、アンダーソン共同理事長及び関係者による東日本大震災直後からの長年の被災地支援を通じた日米交流の促進に謝意を表しました。
  2. これに対し、アンダーソン共同理事長から、日本政府による長年の支援に謝意を示すとともに、引き続きアンダーソンさんの夢であった、日米間の架け橋となる道を目指す若者を育てていきたい旨述べました。
(参考)テイラー・アンダーソンさん

 2008年に大学を卒業してJETプログラムの外国語指導助手(ALT)として来日し,石巻市内の小中学校に勤務。東日本大震災に際する津波の犠牲となった。震災後、父親であるアンディ・アンダーソンさんら御遺族及び東京アメリカン・クラブから、テイラー・アンダーソンさんが勤務していた石巻市内の7つの学校に対し、「テイラー文庫」が寄贈され、2011年9月、石巻市立万石浦小学校において贈呈式が行われた。以後、今日まで「テイラー文庫」の寄贈が続けられ、今春30カ所目となる「テイラー文庫」がテイラー・アンダーソンさんの母校であるランドルフ・メイコン大学に設置される予定。


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