外務省・新着情報

令和5年3月20日

 3月20日(月曜日)、現地時間12時50分から14時まで、インドを訪問中の岸田総理大臣は、ナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)とワーキングランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 法の支配に基づく国際秩序 ロシアによるウクライナ侵略について、岸田総理より、このような国際法に違反する力による一方的な現状変更はアジアを含む世界中のいかなる場所でも許してはならない旨説明しました。
    両首脳は、法の支配に基づく国際秩序を維持し、強化していくことに共通の責任を有していることを確認し、G7、G20の場でもこの考えを明確にしていくことの重要性で一致しました。
  2. 地域情勢・国際場裡における協力両首脳は、様々な地域情勢等につき意見交換を行いました。
    両首脳は、東シナ海や南シナ海における力を背景とした一方的な現状変更の試みは許容しないことを確認しました。
    両首脳は、北朝鮮情勢についても意見交換し、拉致問題を含め、北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。
    また、両首脳は、スリランカについても意見交換を行い、同国の債務問題を含め、緊密に連携していくことで一致しました。
    両首脳は、安保理改革に向け、具体的成果を得るべく、引き続き、日印やG4で緊密に連携していくことを確認しました。


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