外務省・新着情報

令和5年3月3日
テーブルにつき、会談直前に写真撮影に応じる、両外相の様子

 現地時間3月3日午前10時(日本時間3日午後1時30分)から約20分間、日米豪印外相会合出席のためインド・ニューデリーを訪問中の林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は、1月の日米首脳会談や日米「2+2」等の成果を踏まえつつ、引き続き日米が結束して、G7や日米豪印等の協力を活用しながら、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた取組をけん引していくことを確認しました。
  2. 両外相は、地域情勢について意見交換を行いました。
  • (1)両外相は、ロシアによるウクライナ侵略開始から一年が経過する中で、引き続き国際社会の結束を維持しながら、厳しい対露制裁及び強力なウクライナ支援を行っていくことで一致しました。また、両外相は、いわゆるグローバル・サウスへの関与や支援の重要性を確認するとともに、第三者からロシアへの軍事的な支援を防ぐことの重要性を強調し、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。
  • (2)両外相は、中国をめぐる諸課題への対応に当たり、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。
  1. 林大臣から、米国のインフレ削減法による環境配慮車両への優遇措置に対する我が国の考えを改めて伝達しました。
  2. 両外相は、G7広島サミット及びG7外相会合の成功に向けて、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。

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