外務省・新着情報

令和4年12月21日

 12月21日(現地時間20日)、コートジボワール共和国のアビジャンにおいて、一方井克哉駐コートジボワール共和国日本国特命全権大使とカンディア・カミソコ・カマラ・コートジボワール共和国国務大臣兼外務・アフリカ統合・在外自国民大臣(H.E. Ms. Kandia KAMISSOKO CAMARA,Minister of State, Minister of Foreign Affairs, African Integration and Diaspora, Republic of Côte d’Ivoire)との間で、150億円を限度とする円借款に関する書簡の交換が行われました。

  1. 対象案件の概要
  • (1)食糧安全保障危機の影響を受けるコートジボワールにおいて、財政支援を通じてコメ等食用作物の優良種子の供給を促し、肥料の流通網の円滑化や農業セクターのガバナンス及び政策改善の推進を図り、もって同国の経済・社会の安定及び開発努力の促進に寄与するものです。
  • (2)我が国は、2022年8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD8)において、食料危機への対応及び持続可能な農業生産支援を行う旨表明しており、この協力は同表明を具体化するものです。
  1. 供与条件
  • (1)金利:年1.05%
  • (2)償還期間:30年(10年の措置期間を含む。)
  • (3)調達条件:一般アンタイド
(参考)コートジボワール共和国基礎データ

 コートジボワール共和国の面積は約32.2万平方キロメートル(日本の約0.9倍)、人口は2,705万人(2021年、世界銀行)、1人当たり国民総所得(GNI)は2,450米ドル(2021年、世界銀行)。


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