外務省・新着情報

令和4年12月9日
正面を向き、笑顔で握手を交わす、山田副大臣とジャーニー司令官の様子
着席し、意見交換を行う、山田副大臣とジャーニー司令官の様子

 12月9日、午後3時25分から約25分間、山田賢司外務副大臣は、訪日中のウィリアム・ジャーニー米太平洋海兵隊司令官(Lt GEN. William M. Jurney,Commander, U.S. Marine Corps Forces, Pacific and Commanding General Fleet Marine Force, Pacific)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、山田副大臣から、ジャーニー司令官の率いる太平洋海兵隊、特にその隷下で沖縄に駐留する第3海兵機動展開部隊は、同盟の抑止力・対処力の確保に大きな役割を果たしている、海兵隊の日々の努力及び献身的な活動に感謝するとともに、地域の安全保障環境が一層厳しさを増している中、日米同盟の抑止力・対処力を強化すべく、日米で協力していきたい旨述べました。これに対し、ジャーニー司令官から、米国にとって日米同盟は極めて重要であり、地域の安定に向けて最大限協力していく旨述べました。
  2. 双方は、北朝鮮による核・ミサイル活動の活発化、東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試み、ロシアによるウクライナ侵略をはじめ、一層厳しさを増す地域の安全保障環境等について意見交換を行い、日米の緊密な連携の重要性を確認しました。
  3. また、双方は、日米同盟の抑止力を維持しつつ沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に進めることについての重要性を確認するとともに、山田副大臣から、日本で活動する米軍の地元への影響に配慮した安全な運用等を求めました。

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