外務省・新着情報

令和4年12月7日
ル・ドリアン前外相と対面し、勲記を伝達する、林大臣の様子
勲記を持ち、記念撮影に応じる、林大臣とル・ドリアン前外相の様子
勲章を持ち、記念撮影に応じる、林大臣とル・ドリアン前外相の様子

 12月7日、午後4時30分から約30分間、林芳正外務大臣は、訪日中のジャン=イヴ・ル・ドリアン・フランス共和国前欧州・外務相(Mr. Jean-Yves Le Drian, Former Minister for Europe and Foreign Affairs of the French Republic)への旭日大綬章の伝達式を行い、その後会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
 なお、この叙勲伝達式及び会談には、訪日中のシェスネ=ジラール・ブルターニュ州議会議長を始め、ブルターニュ州関係者が同席しました(ル・ドリアン前外相は、2004年から2012年及び2015年から2017年に同州議会議長を務めた経緯があります)。

  1. 冒頭、林大臣から、勲記及び勲章を伝達するとともに、長年にわたりル・ドリアン前外相が日仏二国間関係の強化に多大な貢献を行ったことへの感謝の意を表し、祝辞を述べました。また、林大臣から、外務大臣時代にル・ドリアン前外相と共に仕事をした岸田文雄内閣総理大臣からの祝意を伝えました。これに対し、ル・ドリアン前外相は、叙勲に対する謝意を表した上で、特別なパートナーである日本との関係の一層の緊密化に今後も貢献していきたい、ブルターニュ州を始めとする地方レベルでの交流にも取り組んでいきたい旨述べました。
  2. その後の会談において、林大臣から、日仏二国間の協力を引き続き極めて重視しており、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くため、フランスと緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、ル・ドリアン前外相から、海洋分野での協力や地方交流の活性化などが重要であると考えている旨の発言がありました。

発信元サイトへ