外務省・新着情報

令和4年12月2日

 12月10日及び11日、広島において、「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議の第1回会合が開催されます。

  1. 同会議は、核兵器国と非核兵器国の双方からの参加者がそれぞれの国の立場を超えて知恵を出し合い、また、各国の現職・元職の政治リーダーの関与も得て、「核兵器のない世界」の実現に向けた具体的な道筋について自由闊達な議論を行う場として、岸田文雄内閣総理大臣が立ち上げを表明したものです。
  2. 同会議においては、白石隆(しらいし たかし)熊本県立大学理事長が座長を務めるとともに、同座長を含む日本人委員3名、核兵器国、非核兵器国等からの外国人委員12名の計15名の有識者が同会議の委員として参加する予定です。
  3. また、12月10日の第1回会合の開会セッションにおいては、オバマ元米国大統領、グテーレス国連事務総長を始めとする政治リーダーからのビデオメッセージが寄せられる予定です。
(参考)「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議委員(15名)

    ・白石 隆(座長)  熊本県立大学理事長
    ・アンゲラ・ケイン  元国連事務次長兼国連軍縮担当上級代表
    ・ローズ・ゴッテメラー   元米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)
    ・高見澤 將林   東京大学公共政策大学院客員教授
    ・ジョージ・パーコビッチ    米カーネギー国際平和財団副会長
    ・グスタヴォ・スラウビネン   第10回NPT運用検討会議議長
    ・イアン・アンソニー    ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)ヨーロッパ安全保障プログラムディレクター
    ・ブルーノ・テルトレ    仏戦略研究所副所長
    ・ディナ・カワール     駐米ヨルダン大使
    ・マルティ・ナタレガワ    元インドネシア外務大臣
    ・マンプリート・セティ    印空軍力研究センター(CAPS)フェロー
    ・秋山 信将      一橋大学国際・公共政策大学院院長
    ・ターニャ・オグルビー・ホワイト   核軍縮・不拡散アジア太平洋リーダーシップ・ネットワーク(APLN)リサーチディレクター
    ・アントン・フロプコフ     露エネルギー・安全保障研究センター(CENESS)センター長
    ・趙 通(ジャオ・トン)   米カーネギー国際平和財団シニアフェロー/プリンストン大学客員研究員

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