外務省・新着情報
令和4年10月11日
10月11日、午後3時00分から約25分間、林芳正外務大臣は、訪日中のドン・ファレル・オーストラリア連邦貿易・観光担当大臣（Senator the Hon Don Farrell, Minister for Trade and Tourism of Australia）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、日豪両国は「特別な戦略的パートナーシップ」の下で、同志国連携の中核となっており、経済協力の更なる進展に加え、地域の経済枠組みや経済安保分野での連携を深化させていきたい旨述べました。
- 林大臣から、ウクライナ情勢等を受け、資源・エネルギー・食料安全保障の重要性が高まる中、安定的な供給国としてのオーストラリアの役割を改めて評価する旨述べました。両大臣は、水素等の脱炭素分野を含め、日豪の協力関係を継続することで一致しました。また、両大臣は、経済的威圧への対応においても引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
- 両大臣は、インド太平洋地域において、自由で公正な経済秩序を形成する上での日豪関係の役割の重要性を確認しました。また、両大臣は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定（CPTPP）や、インド太平洋経済枠組み（IPEF）についても意見交換し、引き続き日豪で緊密に連携していくことで一致しました。