外務省・新着情報

令和4年10月6日
会談を前に、記念撮影を行う林外務大臣と、ラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長
林外務大臣とラザリーニUNRWA事務局長が懇談を行っている様子

 10月6日、午後5時25分から約20分間、林芳正外務大臣は、フィリップ・ラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長(Mr. Philippe Lazzarini, Commissioner General, the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣からは、世界的な食料・燃料価格の高騰がパレスチナ難民の生活を一層困難なものにしていることを憂慮するとともに、パレスチナ難民に医療、教育、社会保障等の必要不可欠なサービスを提供しているUNRWAの役割は人道的要請と中東の安定の両方の観点から極めて重要なものである旨述べました。
  2. これに対し、ラザリーニ事務局長から、これまでの日本の支援への謝意と今後のさらなる協力への期待が示されました。
  3. その後、両者は、UNRWAのドナーベースの拡大等、財政の安定化に向けた取組みや日本とUNRWAの協力強化について意見交換を行いました。
  4. その上で、双方は、パレスチナ難民支援において引き続き協力を進めていくことで一致しました。

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