外務省・新着情報

令和4年10月6日

 10月6日、午後5時40分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両首脳は、本6日朝の弾道ミサイル発射、及びおよそ5年ぶりに我が国上空を通過した4日の発射を含め、北朝鮮が9月末からの短期間だけでも6回の弾道ミサイル発射を行ったことについて、地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、且つ、国際社会に対する明白・深刻な挑戦であるとして、強く非難しました。
  2. 両首脳は、日米同盟、米韓同盟の抑止力・対処力を更に強化することの重要性について認識を共有するとともに、日米韓安保協力を更に推進することで一致しました。その上で、両首脳は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、安保理における更なる対応等について、引き続き日韓、日韓米で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、拉致問題の解決に向けた韓国の引き続きの理解と協力を求め、尹大統領から改めて支持を得ました。

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