外務省・新着情報

令和4年8月31日

 8月31日、午後4時50分から約10分間、林芳正外務大臣は、ジョサイア・ヴォレンゲ・バイニマラマ・フィジー共和国首相兼外相(Hon. Rear Admiral (Retired) Josaia Voreqe BAINIMARAMA, Prime Minister and Minister for Foreign Affairs of the Republic of Fiji)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本年5月の林大臣のフィジー訪問に続き、今月、岸田総理大臣とバイニマラマ首相との懇談において実質的なやり取りができた旨述べた上で、インド太平洋経済枠組み(IPEF)においても、地域の持続的・包摂的な経済成長に向けてフィジーと連携していきたい旨述べました。また、バイニマラマ首相から、安倍元総理の逝去に対して改めてお悔やみの表明がありました。
  2. 林大臣から、ALPS処理水の取扱いに関し、日本は、今後も国際原子力機関(IAEA)を始めとする国際社会の協力を得て、安全性のための国内外の基準を満たしながら、高い透明性を持って取り組んでいく旨述べました。
  3. 更に、林大臣から、先月行われた太平洋諸島フォーラム(PIF)総会において、議長としてのバイニマラマ首相のリーダーシップの下、大きな成果を収めたことに敬意を表した上で、両者は地域の安全保障を含む諸課題について意見交換しました。
  4. 両者は、引き続き国際場裡においても協力していくことで一致しました。

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