外務省・新着情報

令和4年5月18日
バトウルジー・バトエルデネ・モンゴル自然環境・観光大臣と写真撮影する上杉外務大臣政務官

 5月18日午後0時から約90分間、飯倉公館において、上杉謙太郎外務大臣政務官は、訪日中のバトウルジー・バトエルデネ・モンゴル国自然環境観光大臣(H.E. Mr. Batulzii Baterdene, Minister of Nature, Environment and Tourism of Mongolia)を迎え、昼食を交えて会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上杉政務官から、本年は日・モンゴル国交樹立50周年であり、先般の林外務大臣のモンゴル訪問において日本と普遍的価値観を共有するモンゴルとの間で「戦略的パートナーシップ」を一層強化していくことを改めて確認したことを紹介しつつ、環境や観光の分野でも協力を拡大していきたい旨述べました。
  2. また、上杉政務官は、捕鯨をめぐる日本の立場に対するこれまでのモンゴルからの支持に感謝するとともに、科学的根拠に基づく鯨類を含む水産資源の持続可能な利用の推進のため、引き続きモンゴルと連携していきたい旨述べました。
  3. これに対し、バトエルデネ大臣から、今後はこうした協力関係を更に互恵的なものにしていきたいとした上で、観光やビジネスでの相互往来の拡大や、環境分野での日本の知見や技術の活用を通じて、長期的に協力関係を発展させていきたい旨述べました。
  4. 最後に、上杉政務官から、東日本大震災後にモンゴルから寄せられた支援や温かい励ましに改めて謝意を表明したのに対し、バトエルデネ大臣は、両国国民の間には深い絆があり、将来の友好関係の発展のために、青少年交流を含む人的交流の拡大に向けて取り組んでいきたい旨述べました。

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