インド・タミルナードゥ州において日本工業団地（JITs）に係る経済協力会合を開催しました

1．会合の概要

2022年4月29日、経済産業省とインド商工省産業国内取引促進局が立ち上げた日印産業競争力パートナーシップの下、経済産業省服部崇通商政策局通商交渉官及びタミルナードゥ州工業局S. クリシュナン次官は、インド・タミルナードゥ州チェンナイにおいて、「タミルナードゥ州における日本工業団地（JITs）に係る経済協力会合」を開催しました。

服部通商交渉官とクリシュナン次官は、日本がタミルナードゥ州で幅広く実施している経済活動について協議し、同州への投資を拡大し、同州の産業競争力を強化するため、チェンナイに位置する3つのJITsをさらに推進する方向を再確認しました。また、日本貿易振興機構（JETRO）および国際協力機構（JICA）の同州における各種取組についても議論を交わしました。両者は、日本と同州間のJITs含む各種経済活動の状況を定期的にモニタリングする意向を確認しました。

2．日本工業団地の概要

2014年9月、安倍総理とナレンドラ・モディ首相との間で日印投資促進パートナーシップが表明され、その一環として、日本企業がインドに円滑に進出し、ビジネスを進められる「日本工業団地（JITs）」を開発することとなりました。

インド全国の12のJITsのうち、タミルナードゥ州には、ワンハブ・チェンナイ工業団地、オリジンズ・チェンナイ工業団地、双日マザーサン工業団地の3つが設置されています。

 

関連リンク

• 「インド政府と「日本工業団地」のプログレスレポートを交換しました」

担当

通商政策局 通商交渉官 服部
担当者：松野