外務省・新着情報

令和4年4月27日
ロハス駐日チリ大使と小田原潔外務副大臣
3月のボリッチ新大統領表敬の様子

4月27日、小田原潔外務副大臣は、ロハス駐日チリ大使(H.E. Mr. Ricardo G. ROJAS, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of Chile to Japan)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、小田原副大臣から、ロハス大使にポケモンのぬいぐるみを贈呈し、これは3月に日本国政府の特派大使としてボリッチ新大統領を表敬した際に贈ったぬいぐるみと同じものである旨述べた上で、チリ訪問では大統領や多くの新閣僚と会談し新政権との間で両国関係の更なる発展に向けた好スタートを切ることができ嬉しく思う旨述べました。
  2. これに対し、ロハス大使から小田原副大臣のチリ訪問は現地で大きな注目を浴び大成功を収めた旨述べ、双方は本年の外交関係樹立125周年を機に、伝統的友好関係を更に深化させ、幅広い分野において二国間関係を一層強化していくことで一致しました。
  3. 小田原副大臣は、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)やTPP11の重要性について改めて言及した上で、チリにおける本協定の早期締結を期待するとともに、戦略的パートナーであるチリと幅広い分野で一層緊密に連携していきたい旨述べました。また、ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みで国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、断じて許容できず、誤った教訓を残さないためにも、国際社会が強力に対処していく必要がある旨述べました。
  4. これに対し、ロハス大使から、ウクライナ情勢について重大な懸念を共有している旨述べました。

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