外務省・新着情報

令和4年4月27日

 4月26日(NY現地時間)、開催中のFfD(開発資金)フォーラム(ハイブリッド形式)において、鈴木貴子外務副大臣がビデオ・メッセージを通じて参加しました。

  1. 冒頭、鈴木副大臣は、今般のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更の試みであるとともに、国際社会の秩序を根底から揺るがす暴挙であり、断じて許容できないとして、厳しく非難しました。また、国際秩序の根幹を守り抜くため、日本として、引き続き、国際社会と結束して断固として行動していく考えを表明しました。
  2. 続いて、鈴木副大臣は、2030年までのSDGs達成に向けた取組の遅れが深刻に懸念されるとともに、新型コロナ感染症は人間の安全保障に対する危機であり、各国が「連帯」の精神を以て協調して対処する必要がある旨を強調しました。また、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を含む国際保健、気候変動分野での日本の取組を紹介すると共に、途上国の債務問題への対応や資金の透明性の確保の必要性に言及しました。
  3. 本フォーラムは国連経済社会理事会の下で開催され、途上国が抱える開発資金の課題に対して国際社会が団結して取り組む機運を高めるため、毎年4月に開催されます。本年は4月25日から28日にかけて開催され(ハイブリッド形式)、開発資金に関連する様々なパネルディスカッションが開催されます。
(参考)別添

 鈴木貴子外務副大臣のビデオ・メッセージ(和文(PDF)別ウィンドウで開く

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