外務省・新着情報

令和4年4月11日
UN Womenドナー会合
ケアワークに関するG7関連会合
上杉政務官とシュルツェ独経協・開発相

 4月6日から7日まで、上杉謙太郎外務大臣政務官は、ドイツ・ベルリンで行われた国連女性機関(UN Women)ドナー会合及びケアワークに関するG7関連会合に出席しました。概要は以下のとおりです。

  1. 4月6日午後及び7日午前、第3回UN Womenドナー会合が開催されました。同会合はドイツ経済協力開発省及びUN Womenの主催により、23のドナー国代表者が参加し、UN Womenの体制や活動の強化、ジェンダー平等の達成に向けたドナー国による政治的・財政的支援についての意見交換がなされました。会合に出席した上杉政務官は、UN Womenを通じた我が国の女性・女児に対する支援に関する積極姿勢や日本がジェンダー平等推進の分野を重視している姿勢をアピールしました。
  2. また、4月7日午後、ケアワークに関するG7関連会合が開催されました。同会合はドイツ経済協力開発省、UN Women及びILOの共催により、国際協力におけるジェンダー平等とケアワーク(家事・育児・介護等)セクターについてのプレゼンテーション及びパネルディスカッションが行われました。上杉政務官は同会合にて、パネリストとして、日本のODAによるケアワークのジェンダー間格差解消に向けた取組を紹介し、日本として女性の無償ケアワークの負担軽減につながる開発協力を継続していきたい旨述べました。
  3. このほか、上杉政務官は、バフースUN Women事務局長(H.E. Dr. Sima Sami Bahous)と会談を行い、日本及び国際社会におけるジェンダー平等の実現に向け、日・UN Women間の連携強化を改めて確認しました。
  4. また、上杉政務官は、ベルリン滞在中、ドイツ政府関係者(シュルツェ経済協力開発相、アネン経済協力開発省政務次官、コフラー同省政務次官)やドイツ連邦議会議員(ロート連邦議会外交委員会委員長、ハルト・キリスト教民主・社会同盟安全保障政策担当スポークスマン)等との立ち話や意見交換も行い、日独関係をさらに強化していくこと等について一致した他、二国間関係に係る諸課題や、ウクライナを含む地域情勢等についても意見交換を行いました。

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