外務省・新着情報

令和4年4月11日
正面を向き、ドランガ駐日ルーマニア大使との記念撮影に応じる、林外務大臣の様子
ドランガ駐日ルーマニア大使による林外務大臣への表敬の様子(会談形式)

 4月11日、林芳正外務大臣は、オヴィディウ・ドランガ駐日ルーマニア大使(H.E. Mr. Ovidiu Dranga, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of Romania to Japan)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、先週NATO外相会合に日本の外務大臣として初めて参加したこと、またこれに先立ち2月にはアウレスク・ルーマニア外相と対面で会談したことを紹介しました。ドランガ大使からは日NATOの文脈でも日本との協力を一層強化したい旨言及がありました
  2. ウクライナ情勢について、林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略に対し、G7や、EUを始めとする国際社会と連携して、事態の展開に合わせて次々と厳しい対露制裁措置を講じている旨述べ、また、今次侵略は、国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態であり、同志国が一致団結して毅然と対露制裁を継続することの重要性に言及しました。
  3. また、林大臣から、ルーマニアが多くの避難民を受け入れていることを称賛し、日本は合計2億ドルの緊急人道支援を行っている旨を紹介しました。
  4. これに対し、ドランガ大使からは、日本の露への対応、ウクライナ避難民の受け入れ、ルーマニアを含む周辺国の避難民に対する緊急人道支援を高く評価する旨の発言がありました。また、ドランガ大使は日本のウクライナ避難民支援を高く評価する旨述べました。
  5. さらに、林大臣から、ルーマニア東部のドナウ川に架かる橋の建設について、日本企業がルーマニアの重要インフラ案件に関与していることを歓迎する旨発言し、双方は二国間関係を更に深化していくことについて一致しました。

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