外務省・新着情報

令和4年1月25日

 1月17日から24日まで(現地時間)、岡田隆駐アフガニスタン日本国特命全権大使は、タリバーンとの意見交換や現地情勢の視察を目的として、カブールを訪問しました。

  1. 岡田大使は、アブドルサラーム・ハナフィ氏を始めとするタリバーン幹部と会談し、国際機関を通じた日本の人道支援について説明するとともに、アフガニスタンに滞在する邦人や現地職員等の安全確保及び希望者の迅速かつ安全な出国、女性・少数民族を含む全てのアフガニスタン人の権利の尊重、包摂的な政治体制の構築、アフガニスタンをテロの温床とさせないこと等について改めて働きかけました。これに対し、タリバーン側からは、日本の人道支援に対する謝意が表明されるとともに、国際社会からの要求事項に取り組んでいくとの立場について説明がありました。
  2. 日本としては、引き続き邦人及び現地職員等の安全確保や必要な出国支援に全力で対応するとともに、今後もタリバーンへの働きかけを継続し、アフガニスタンの安定化に向けて貢献する考えです。

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