外務省・新着情報

令和3年12月10日

 12月9日(現地時間同日)、マダガスカル共和国のトアマシナ市において、我が方、樋口義広駐マダガスカル共和国日本国特命全権大使と先方パトリック・ラジョリナ外務大臣(H.E. Mr. Patrick RAJOELINA, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Madagascar)との間で、供与額5億円の円滑な物流供給のための無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

  1. この協力は、マダガスカル政府に対し、道路整備機材を供与することを通じて、同国の安定的かつ円滑な物流供給を図り、同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。
  2. マダガスカルは、鉱物、石油、水産資源に恵まれた国内市場の潜在性に加え、アジアとアフリカとの間の主要な海洋航路上にあるなど、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けても重要な国の一つです。
  3. 本協力による同国内の物流拡大と、我が国支援により拡張を進めているトアマシナ港の更なる発展は、インド太平洋地域の連結性向上につながるものであり、「自由で開かれたインド太平洋」実現のための三本柱の一つである「経済的繁栄の追求」に資するものです。
(参考)マダガスカル共和国基礎データ

 マダガスカル共和国の面積は約58.7万平方キロメートル(日本の約1.6倍)、人口は約2,769万人(2020年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は480米ドル(2020年、世界銀行)。


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