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2021年12月9日

経済産業省は、第2回日アフリカ官民経済フォーラム分科会をケニア政府、日本貿易振興機構(JETRO)と共同で12月7、8日に開催しました。

1.日アフリカ官民経済フォーラムについて

日アフリカ官民経済フォーラムは、貿易・投資、エネルギー等各分野において、日本とアフリカの民間企業の協力とアフリカにおける日本企業のビジネス活動の促進を目的として、日アフリカ双方の官民ハイレベルの参加の下、3年に一度行われるフォーラムです。
2016年の第6回アフリカ開発会議(TICAD6)において安倍総理(当時)から本フォーラムの開催表明がなされており、第1回目のフォーラムは、2018年に南アフリカで開催しました。

2.第2回日アフリカ官民経済フォーラム分科会の主なポイント

セッション1“Innovation in AFRICA with JAPAN”

羽田裕アフリカビジネス協議会事務局長のモデレータのもと、コロナ禍でも加速するアフリカビジネスにおけるスタートアップ企業の可能性をテーマに議論を行いました。

セッション2“Integration in AFRICA”

朝倉大輔JETRO ヨハネスブルク事務所次長のモデレータのもと、AfCFTA(アフリカ大陸自由貿易協定)の最新動向と、ビジネスからの期待をテーマに議論を行いました。

セッション3“Industrialization in AFRICA with JAPAN”

ウスビ・サコ 京都精華大学学長のモデレータのもと、アフリカの産業化への日本貢献と日本への期待をテーマに議論を行いました。

セッション4“Green & Digital Infrastructure for AFRICA”

安永裕幸UNIDO東京事務所所長、山中敦之神戸情報大学院大学特任教授のモデレータのもと、アフリカの電化とクリーンエネルギー導入、通信デジタルインフラ整備への貢献をテーマに議論を行いました。

セッション5“Accelerating Finance Solutions in AFRICA”

前田洋志NEXIパリ事務所所長のモデレータのもと、民間投資の拡大に向けたファイナンス機能の強化をテーマに議論を行いました。

全セッション終了後、日本とアフリカの官民双方含む多様な企業・組織間の、ファイナンス、人材育成、ヘルスケア、エネルギー等幅広い分野における、15本の協力覚書が紹介されました。

※サマリーおよびMoUリストを後日掲載予定

3.関連リンク

経済産業省アフリカ政策ページ
日アフリカ官民経済フォーラム
日アフリカ官民経済フォーラム特設サイト外部リンク※後日、全てのセッションをアーカイブ配信予定
 

  • セッション1のパネルディスカッション
  • 山中審議官のクロージング挨拶

担当

通商政策局 アフリカ室 通商政策企画調整官 讃岐
担当者:鎌形、篠原

電話:03-3501-1511(内線 3008)
03-3501-1588(直通)
03-3501-5876(FAX)

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