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2021年12月9日

12月6日、8日に日本が議長国となり、オンラインで第12回クリティカルマテリアル・ミネラル会合が開催されました。

本会合では、政府、大学、研究所等の関係者による日米欧豪加のクリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等の取組、今後の課題等について情報交換を行いました。また、各国政策当局者による会合を行い、今後もクリティカルマテリアルの安定供給確保等に向けて連携した取組を推進していくことを確認しました。

1.背景

クリティカルマテリアル・ミネラル会合は、2010年にクリティカルマテリアル(特にレアアース)の価格が高騰し始めたことなどにより、2011年から開始したものです。この会合は、日米欧豪加協力の一環として、クリティカルマテリアルに関する政策や研究開発等に係る情報交換を行うことを目的に定期開催しています。

2.結果概要

  1. クリティカルマテリアルに関する技術開発について1)電化社会を支える電池・発電・モーター技術、2)循環型経済のためのリサイクル・環境技術等について、情報交換を行いました。
  2. また、日本、米国、EU、豪州、カナダの政策当局者による会合において、クリティカルマテリアルに関する最新の動向やリサイクルといった個別のテーマについて、日本が議長国として議論・情報交換を行いました。
  3. その結果、クリティカルマテリアルのサプライチェーン強靭化の重要性が改めて認識され、今後も日米欧豪加と連携した取組を推進していくことを確認しました。
  4. 次回の会合は、来年(2022年)、EUにて開催される予定です。

担当

  • 製造産業局金属課金属技術室長 大竹
    担当者:橋森、藤原、三浦

    電話:03-3501-1511(内線 3681)
    03-3501-1794(直通)
    03‐3501-0195(FAX)

  • 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課長 小林
    担当者: 山北、淺野

    電話:03-3501-1511(内線4701)
    03-3501-9981 (直通)
    03-3580-8440 (FAX)

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