外務省・新着情報

令和3年11月25日

 11月25日(現地時間)、オドレー・アズレー・ユネスコ事務局長(Audrey Azoulay, Director-General of the UNESCO)により、日本人映画監督の河瀨直美氏がユネスコ親善大使に任命されました。

  1. 河瀨氏が映画監督として国際的に高く評価されていることに加え、日本政府がユネスコを通じて進めているアフリカの女性映画制作者に対する人材育成支援事業への協力など、河瀨氏の映画を通じた国際文化交流やジェンダー平等への取り組みへの貢献が評価されたものとして、この任命を歓迎します。
  2. 河瀨氏のユネスコ親善大使への就任により、ユネスコの目的や活動が国内外で一層広く紹介されるとともに、日本とユネスコとの関係が一層強化されることを期待します。

[参考1]ユネスコ親善大使
 ユネスコ親善大使は、ユネスコの活動を支持する各界の著名人から成り、ユネスコの認知度の向上に貢献することを目的に設置され、世界各国の王族、芸術家、学者等現在60名が任命されている。日本人では千玄室茶道裏千家前家元が平成24年にユネスコ親善大使に任命されている。

[参考2]河瀨直美氏について
 カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を1997年に史上最年少で受賞するなど、世界各国の映画祭で多数の受賞経歴があり、世界で注目されている映画監督。


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