令和3年7月22日

 イランにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン計約290万回分をCOVAXファシリティを通じて供与します。このうち、第一便として、約110万回分が7月22日に日本からイランに空輸される予定です。

イランでは、6月末以降、新型コロナの新規感染者数が急増しており、また、同国の新型コロナウイルス・ワクチンの接種率は、人口比で約8%程度にとどまっています。こうした中、イランにとってワクチン接種は喫緊の課題となっています。

今般のワクチンの供与が、イランにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与することを期待しています。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。