令和3年7月23日

 7月23日、カンボジアにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン計約100万回分をCOVAXファシリティを通じて供与します。このうち、第一便として、約30万回分が7月23日に日本からカンボジアに空輸される予定です。また、プノンペン到着後、フン・セン・カンボジア首相と三上正裕駐カンボジア王国日本国特命全権大使 の出席の下、引渡式が実施される予定です。

 カンボジアでは、2月以降、新型コロナの新規感染者数が急増しており、カンボジアにとってワクチン接種は喫緊の課題となっています。

 今般のワクチンの贈与により、カンボジアにおける新型コロナの感染拡大の防止に寄与することが期待されます。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。

 7月21日現在、カンボジアにおける新型コロナウイルス感染状況は、累計感染者数約6.9万人、死亡者数約1千人。2月下旬以降、市中感染の拡大が継続しているほか、5月以降は近隣国からの帰国者の感染が増加。