令和3年7月16日

 7月16日(現地時間7月15日)、ニカラグア共和国の首都マナグアにおいて、我が方、鈴木康久駐ニカラグア共和国日本国特命全権大使と先方オスカル・サルバドール・モヒカ・オブレゴン・ニカラグア共和国運輸・インフラ大臣(H.E. Mr. Oscar Salvador Mojica Obregón, Minister of Transport and Infrastructure of the Republic of Nicaragua)との間で、供与額3億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

  1. 昨年11月、2つのハリケーンが上陸したニカラグアでは、人口の約45%に当たる約300万人が被災し、約4万5千軒の家屋が倒壊・損傷した他、橋梁106橋を含む多数の公共インフラが損傷するなど、甚大な被害を受けました。
  2. この協力は、ニカラグア政府に対し、日本企業製品を含むハリケーン災害復興関連機材(掘削機、路面切削機等)を供与するものです。この協力により、同国のハリケーン被害からの迅速な復旧・復興に貢献するとともに、自然災害に頻繁に見舞われる同国の災害対応能力を強化することが期待されます。

 ニカラグア共和国は、面積約130,370平方キロメートル(北海道と九州を合わせた面積)、663万人(2020年、世界銀行)。人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約1,850米ドル(2020年、世界銀行)。