令和3年4月13日

ビデオメッセージにて発言する宇都外務副大臣

 4月12日、FfDフォーラムの開会式に続いて、午後11時(日本時間)から「FfD(開発資金)フォーラム・スペシャルセグメント」がオンライン形式で開催され、宇都隆史外務副大臣が参加し、ビデオメッセージにて発言を行いました。

  1. 宇都外務副大臣は、途上国は、新型コロナウイルスにより、厳しい社会経済状況に直面しており、この危機を乗り越えるには、一人ひとりの保護とエンパワーメントを重視する人間の安全保障の理念に基づいたアプローチが重要である旨を訴えました。
  2. また、途上国が抱える資金ギャップを克服するため、民間資金動員を進めていくことや民間部門を含め、全ての国から途上国への資金の流れを正確に把握することが必要であり、SDGs達成に向けた取組を進めるため、日本は、引き続き国連や関係国と連携しながら、途上国が抱える開発資金の課題について、主導的な役割を果たしていく旨述べました。
  3. 本フォーラムは国連経済社会理事会の下で開催され、途上国が抱える開発資金の課題に対して国際社会が団結して取り組む機運を高めるため、毎年4月に開催され、本年は4月12日から15日かけて開発資金に関連する様々なパネルディスカッションやサイドイベントが開催されます。
[参考] 宇都外務副大臣ビデオメッセージ(PDF)別ウィンドウで開く