環境省・新着情報

令和3年3月18日

再生循環

PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(令和元年度)について

 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB特別措置法)に基づきPCB廃棄物を保管する事業者から都道府県等に対して届出された、令和2年3月31日現在のPCB廃棄物の保管等の状況について取りまとめました。 平成31年3月末時点の保管等の状況と比較して、高濃度PCBを含有する機器のうち、変圧器が約700台、コンデンサー(3kg以上)が約14,000台、安定器が約800,000個、数量が減少していること等が確認できました。 PCB廃棄物の確実かつ適正な処理を計画的に進めていくためには、PCB廃棄物の数量を確実に把握しておくことが重要であることから、都道府県等に対し、保管事業場の確実な把握を進めるとともに、PCB廃棄物が適正に保管され、不適正な処理が生じないよう事業者に対する指導、助言の徹底に努めるよう指導を行っていくこととしています。

1.集計の範囲
 都道府県等においてPCB廃棄物を保管する事業者から届出のあったPCB廃棄物の種類毎の保管量及びPCB使用製品の種類毎の使用量を集計したものを環境省において集計しました。PCB廃棄物の種類は、以下のとおり分類しました。

廃棄物の種類及び製品の種類

①変圧器(トランス) ②コンデンサー(3kg以上) ③コンデンサー(3kg未満)

④柱上変圧器(柱上トランス)⑤安定器 ⑥PCBを含む油 ⑦感圧複写紙 ⑧ウエス

⑨OFケーブル ⑩汚泥 ⑪塗膜 ⑫その他の機器 ⑬その他

※PCB 特別措置法に基づく各届出書の記入要領に示す「廃棄物の種類」及び「製品の種類」を簡潔に整理したもの。

2.令和2年3月31日現在のPCB廃棄物の保管等集計結果
 全国の集計結果を表-1及び表―2に、都道府県単位の集計結果を表-3~表-15に示します。
 
添付資料

表1~表2 [PDF 19 KB]
(参考)平成30年度末時点のPCB廃棄物の保管等の状況及び令和元年度末時点への変化量 [PDF 32 KB]
表3~表15 [PDF 208 KB]

連絡先
環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課
代表 03-3581-3351
直通 03-6457-9096
課長 神谷 洋一 (内線 6871)
課長補佐 切川 卓也 (内線 7871)
担当 中村 護 (内線 6894)

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