令和3年3月12日

 3月10日及び11日、第19回「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合を、オンライン形式にて開催しました。

  1. この会合は、気候変動交渉について率直な議論を非公式な形で行うことを目的として、日本とブラジルが共同議長を務め、2002年より毎年東京において開催しているものです。本年は33の国及び機関から気候変動に関する首席交渉官等が出席しました。日本は小野啓一地球規模課題審議官(大使)、ブラジル側からはファビオ・マルザノ外務副次官(Ambassador, Secretary of National Sovereignity and Citizenship , Ministry of Foreign Affairs of Brazil)が共同議長を務めました。
  2. 今回の会合は、昨年開催予定だったCOP26がコロナ禍により本年11月に延期されたことを踏まえ、本年の国際交渉の進め方について各国がそれぞれの関心や課題について意見交換を行い、理解を深める上で、有意義な機会となりました。
  3. 日本は、共同議長国として出席者の活発な議論を促したほか、パリ協定実施指針の完成を含むCOP26の成功に向け、積極的に議論に貢献しました。また、日本の気候変動に関する取組について説明しました。
  4. 日本は、パリ協定が目指す脱炭素社会の実現のため、引き続き国際社会をリードしていきます。