令和3年1月6日

 外務省は、2021年度ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)派遣候補者選考試験(2021年度JPO試験)を実施することとし、応募に際しての事前登録を開始します。

  1. 2021年度JPO試験の募集日程・方法は以下のとおりです。
(1)事前登録受付期間:2021年1月6日(水曜日)から2月25日(木曜日)
外務省国際機関人事センターホームページ上で必要情報を登録。
(2)応募書類受付期間:2021年2月1日(月曜日)から2月25日(木曜日)
同センター宛てにメールで応募用紙を送付。

 (注)応募を完了するためには、事前登録の上、応募書類の提出が必要となります。
 (注)応募方法の詳細は、外務省国際機関人事センターホームページをご覧ください。

  1. JPO派遣は、各国政府の費用負担を条件に、国際機関が若手人材を受け入れる制度です。外務省では、1974年から同制度による派遣を開始し、35歳以下の若手の日本人に対し、原則2年間、国際機関で勤務経験を積む機会を提供しています。これまでの累計派遣者数は1,800名以上に上ります。JPOは、派遣期間中に、国際機関職員として必要な知識・経験を積み、派遣期間終了後に正規採用を得ることが期待されています。
  2. 2019年末時点の最新の調査では、912名の日本人職員が、国連関係機関の専門職以上のポストに就いており、これは過去最高の数となっています。このうち半数近くがJPO出身者であり、日本人国連職員として最高位である国連事務次長・軍縮担当上級代表を務める中満泉(なかみつ・いずみ)氏を始めとして、多くの日本人職員が、JPOから国際機関職員としてのキャリアを始めています。
  3. 新型コロナ感染症を受けてもJPO派遣を継続するため、2020年度試験では、従来対面で行われていた二次試験をオンラインで実施しました。2021年度試験でもこの方針を継続し、世界中の意欲ある日本人の方が受験しやすい体制を維持します。