令和2年12月16日
12月16日、正午から約1時間20分、飯倉公館において、茂木敏充外務大臣は、駐日ASEAN加盟国大使と意見交換を行いました。今次意見交換には、鷲尾英一郎外務副大臣及び國場幸之助外務大臣政務官も参加しました。
- 冒頭、茂木大臣から、日本は「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」を推進しており、その中核にあるASEAN各国との連携・協力は一層重要となっている旨述べた上で、本年の茂木大臣によるASEAN各国訪問に言及しつつ、本国との調整に尽力した各国大使に感謝の意を伝えました。さらに、茂木大臣からは、2023年に日ASEAN友好協力50周年を迎えることに触れつつ、日ASEAN関係を更に発展させるべく協力していきたい旨述べました。
- ASEAN各国の大使からはFOIPと「インド太平洋に関するASEANアウトルック（AOIP）」は基本的考え方を共有している、また、日本との二国間関係、日ASEAN関係を更に発展させていきたい旨発言がありました。さらに、各国大使からは日ASEAN首脳会議で採択された「AOIP協力についての首脳会議共同声明」への評価や新型コロナ対策を含む日本の協力への謝意等が表明されました。
- このほか、南シナ海を含む地域情勢等について、茂木大臣と各国大使との間で幅広い意見交換が行われました。
[参考]先方出席者
- ミャンマー ソー・ハン次期大使（ACT（ASEAN東京委員会）議長）
- ラオス ビロード・スンダーラー大使
- フィリピン ホセ・C・ラウレル大使
- カンボジア ウン・ラチャナ大使
- ベトナム ヴー・ホン・ナム大使
- ブルネイ ハジ・シャブディン・ハジ・ムサ大使
- シンガポール ピーター・タン大使
- タイ シントン・ラーピセートパン大使
- インドネシア ヘリ・アフマディ次期大使
- マレーシア ノルアザム・ビン・モハメド・イドラス臨時代理大使