令和2年11月26日

11月26日、午前11時00分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、ヴォルカン・ボズクル第75回国連総会議長(H.E. Mr. Volkan Bozkir, President of the 75th Session of the United Nations General Assembly)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 茂木大臣から、総会議長就任に改めて祝意を述べた上で、新型コロナウイルスは人間の安全保障に対する挑戦であり、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて国際社会が連帯する必要があることを強調しました。双方は、国連において人間の安全保障の議論を更に活性化させるために協力することで一致しました。
  2. 茂木大臣から、国連が効果的に活動するためには、改革を進め、加盟国からの信頼を盤石にすることが不可欠である旨述べました。双方は、国連創設75周年の機会に、安保理改革を含む国連改革を推進していくため協力することで一致しました。
  3. 双方は、北朝鮮への対応について意見交換し、茂木大臣から、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め、ボズクル議長から支持を得ました。