令和2年11月13日
農林水産省

農林水産省は、令和2年11月13日(金曜日)、ドイツからの家きん肉等の一時輸入停止措置を講じました。

1.経緯

ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州(Land Mecklenburg-Vorpommern)の裏庭家きん農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N5亜型)の発生が確認された旨、ドイツ家畜衛生当局から国際獣疫事務局(OIE)に通報がありました。 

2.対応

OIEへの通報を受けて、同病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和2年11月13日(金曜日)、以下の地域からの家きん肉等、家きん卵等の輸入を一時停止しました。
【家きん肉等、家きん卵等】メクレンブルク=フォアポンメルン州

(参考)生きた家きんについては、令和2年11月6日(金曜日)、同国シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州での高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生を受け、ドイツ全土からの輸入を停止しています。

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)ドイツからの家きん肉等、家きん卵等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
家きん肉等(トン) 7 6 6
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,092,970)
家きん卵等(トン) 599 919 858
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,843)

出典:財務省「貿易統計」

※2017年から2019年までの3年間、ドイツからの生きた家きんの輸入実績はありません。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:沖田、村井
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385