令和2年11月12日

  1.  12日、菅義偉内閣総理大臣は、ハリーファ・ビン・サルマン・アール・ハリーファ・バーレーン王国首相(His Royal Highness Prince Khalifa bin Salman Al Khalifa, Prime Minister of the Kingdom of Bahrain)が11日に薨去されたことを受け、ハマド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ・バーレーン王国国王(His Majesty King Hamad bin Isa Al Khalifa, King of the Kingdom of Bahrain)及びサルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ・バーレーン王国皇太子兼国防軍副最高司令官兼首相(His Royal Highness Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, Crown Prince, Deputy Supreme Commander and Prime Minister of the Kingdom of Bahrain)宛てに、以下のとおり弔意書簡を発出しました。

    「ハリーファ・ビン・サルマン・アール・ハリーファ・バーレーン王国首相の薨去の報に接し、深い悲しみを禁じ得ません。ここに、日本国政府及び日本国民を代表して、貴国政府及び国民の皆様に、謹んで哀悼の意を表します。
    ハリーファ殿下は、貴国の首相として約五十年にわたり、貴国の安定と繁栄に大きく貢献されるとともに、長年培ってこられた各国との緊密な関係を礎に、中東地域の平和と安定の実現に大きな役割を果たされました。さらに、ハリーファ殿下は、我が国と貴国とのパートナーシップの発展に大きく貢献されました。
    ハリーファ殿下の薨去は、バーレーン王国の国民のみならず、国際社会にとっても大きな損失であります。バーレーン王国国民の皆様がこの深い悲しみを乗り越えるにあたり、日本は常にバーレーン王国と共にあります。
    日本国内閣総理大臣
    菅義偉」

  2.  また、同日、茂木敏充外務大臣は、アブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ外務大臣(His Excellency Dr. Abdullatif bin Rashid Al Zayani, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Bahrain)宛てに、以下のとおり弔意書簡を発出しました。

    「ハリーファ・ビン・サルマン・アール・ハリーファ・バーレーン王国首相の薨去の報に接し、閣下及びバーレーン王国国民と深い悲しみを共有するとともに、バーレーン王国政府及び国民の皆様に謹んで哀悼の意を表します。
    ハリーファ殿下は、バーレーン王国の安定と繁栄に大きく貢献されるとともに、中東地域の平和と安定の実現に大きな役割を果たされました。さらに、ハリーファ殿下のリーダーシップの下、日本とバーレーン王国とのパートナーシップは大きく発展しました。
    日本と強い絆で結ばれているバーレーン王国政府及び国民の皆様方が一日も早くこの悲しみを乗り越えることを希望いたします。
    日本国外務大臣
    茂木敏充」