令和2年10月30日
農林水産省

農林水産省は、長期的な視点が必要になる農林水産業の適応策について、地域における気候変動適応の実践を推進するため、九州・沖縄地域において果樹をテーマにセミナーを開催します。
本セミナーはオンライン及び現地会議室で開催し、公開です。また、カメラ撮影も可能です。

1.概要

農林水産省は、「農林水産省気候変動適応計画」(平成30年最終改定)に基づき、気候変動が地域に与える影響の予測と、気候変動に対する適応策の開発・普及等を推進しています。
農林水産業は、気候変動の影響を受けやすい分野ですが、気候変動への適応策の実践により、気候変動による被害を軽減・回避すると同時に、気温の上昇による栽培地域の拡大、新品目の導入など将来の産地形成やブランド戦略に役立てることができます。

しかし、農林漁業者や関係者が気候変動適応策を実践するには、将来の気候条件や適応策の効果に関するデータの不足などの課題があります。
これらの課題について議論するため、農林水産省は、「令和2年度地域における気候変動適応実践セミナー(果樹、九州・沖縄地域)」を現地会議室及びオンラインで開催します。本セミナーでは、長期的な視点が必要となる果樹について、適応策を実践するメリットを関係者が共有するため、研究や先行事例を紹介します。また、地域における適応策の実践に係る課題やその解決策、国・自治体・事業者の役割等について議論します。

2.開催日時及び場所

日時:令和2年11月18日(水曜日) 13時30分~17時00分
場所:TKPガーデンシティ博多新幹線口3A
       福岡県福岡市博多区博多駅中央街5-14 福さ屋本社ビル
       https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/gc-hakata-shinkansenguchi/access/
(注) 新型コロナウィルスの感染拡大の状況によって、オンラインのみの開催になる可能性があります。

今後の開催予定:本年度中に5回の開催を予定しております。令和2年12月に東北、近畿地域で果樹を、令和3年1月~3月に、関東・北陸・東海地域で水稲、中国四国地域で水産業をテーマに開催予定です。

3.プログラム(予定)

(1)趣旨説明
(2)基調講演
(3)話題提供
(ア)気候変動適応策に関する研究成果
(イ)自治体等における適応策の取組事例の紹介
(ウ)影響評価のダウンスケールとその活用
(4)パネルディスカッション・グループディスカッション

4.参加可能人数(先着)

現地会議室:20名程度
オンライン:40回線程度(Zoom開催を予定)

5.参加申込方法

(1)申込方法
メールにて、以下のお申込先に、参加希望方法(現地会議室又はオンライン)、御氏名、御連絡先(メールアドレス及び電話番号)、勤務先所属団体名、オンライン参加の方はグループディスカッションへの参加の有無を明記の上、お申し込みください。(電話及びFAXでのお申込みは御遠慮願います。)
現地会議室に複数名での参加をお申込みの場合は、お一人ずつ必要事項を御記入ください。
オンラインに複数名の参加を御希望の場合は、回線負荷軽減のため、できる限り一つの回線で御参加願います。
お申込みによって得られた個人情報は厳重に管理し、確認等御本人様への連絡を行う場合に限り利用させていただきます。
<お申込先>
adapt-agri@mizuho-ir.co.jp

(2)申込締切
令和2年11月13日(金曜日)12時00分必着です。
ただし、申込者多数の場合は、11月13日(金曜日)を待たず、応募を締め切る場合があります。

(3)オンライン会議アドレスの御連絡
オンライン参加のためのオンライン会議アドレスは、11月17日(火曜日)18時00分までにメールで御連絡します。

(4)会議資料
11月17日(火曜日)18時00分までに当省ホームページに資料を掲載します。
オンライン会議に際しては、資料を画面で共有しますが、必要に応じて資料をダウンロードして御活用下さい。
<資料掲載予定ページ>
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/climate/seminar/r2seminar.html

(5)現地会議室参加の注意事項
現地会議室参加に当たっては、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
(ア)事務局の指定した場所以外の場所に立ち入らないこと。
(イ)会場内で撮影を行う場合には、視界を遮る、大きな音を出す、フラッシュをたく等、他の参加者の聴講やプログラム進行の妨げになる行為をしないこと。
(ウ)会議中は以下の行為を慎むこと。
   ・会議中の入退室(ただし、やむを得ない場合を除く。)
   ・新聞、雑誌その他セミナーに関係のない書類等の読書
   ・飲食及び喫煙
(エ)銃砲刀剣類その他危険なものは議場に持ち込まないこと。
(オ)新型コロナウイルス感染防止の観点から、「手洗い」や「マスクの着用」等の予防対策にご協力をお願いします。
(カ)その他、事務局職員の指示に従ってください。

(6)オンライン参加の留意事項
オンライン参加に当たっては、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は、参加をお断りすることがあります。
(ア)オンライン会議に参加するための設備等は御自身で御用意いただき、安定した通信環境で御参加ください。
(イ)セミナー中はカメラ・マイクをミュートにしてください。
(ウ)会議開始の5分前までにオンライン会議室に入室願います。
(エ)その他、事務局職員の指示に従ってください。

6.報道関係者の皆様へ

報道関係者で取材を希望される方は、報道関係者であることを明記の上、上記「5.参加申込方法」と同様、事前にお申し込みください。
また、現地会議室参加の方は、受付で記者証等の身分証を御提示いただきますので、あらかじめ御承知願います。

お問合せ先

大臣官房政策課環境政策室

担当者:湯地、西川
代表:03-3502-8111(内線3296)
ダイヤルイン:03-3502-8056
FAX番号:03-3591-6640