令和2年10月29日

世界食料デー記念シンポジウム 1

世界食料デー記念シンポジウム 2

世界食料デー記念シンポジウム 3

 10月29日、外務省は、国連食糧農業機関(FAO)駐日事務所との共催により世界食料デー記念シンポジウム「日本のオイシイを守るーコロナ時代の食料安保リスクー」をオンラインで開催したところ、概要は次のとおりです。

1 本シンポジウムは、国連が定める「世界食料デー(10月16日)」月間の機会を捉え、世界と日本の食料安全保障について、FAOの専門家や、農業・食料に携わる多様な方々と共に幅広く議論し、理解を深めることを目的として開催されました。オンライン形式で一般公開され、民間企業、在京大使館関係者、学生、政府関係者等約170名が参加しました。

2 冒頭、主催者を代表して鷲尾副大臣から、新型コロナウイルスの感染拡大が世界の食料事情にも影響を及ぼす中、本シンポジウムが、世界と日本の食料をめぐる課題についての理解を深めるとともに、世界の「食料安全保障」に寄与するきっかけとなることを期待する旨述べました。

3 続いて、ジェミー・モリソンFAO食料システム・食料安全部長及び高橋大就氏(オイシックス・ラ・大地(株)執行役員(Oisix香港・上海代表)/(一社)「東の食の会」事務局代表)から基調講演が行われました。その後のパネルディスカッションでは、政府関係者、生産者及び有識者らとともに、日本が誇る「オイシイ」食文化を守る方途や、コロナ時代の世界と日本の食料安全保障について活発な議論が行われました。