令和2年9月29日(火)

 今朝の閣議において,法務省案件はありませんでした。
 続いて,私から1件御報告がございます。
 法務省における新型コロナウイルス感染症対策の強化について申し上げます。
 法務省におきましては,これまでも,法務省の各官署,矯正や入管の収容施設,各種窓口等について,新型コロナウイルス感染症対策を策定し,徹底した感染防止対策を実践してまいりましたが,秋冬のインフルエンザ流行を想定し,更にギアアップして準備や取組を進める必要があると考えています。
 特に私が問題意識を持っているのは,医療機能を有する矯正施設において,新型コロナウイルス感染症に罹患した受刑者等が発生した場合に,確実に対処できるようにすること,また,地域でそうした事態が起きた場合には,可能な限り地域にも貢献できるようにすることです。
 そして,新型コロナウイルス感染症対策においては,リスクコミュニケーションが極めて重要と考えております。法務省関連の感染状況等につきましては「見える化」し,国民の方々に対して積極的に情報提供をしてまいります。
 新型コロナウイルス感染症対策は,法務省を挙げての総力戦です。積極的なオペレーション等を可能とする省内の組織体制をも併せて検討しつつ,今後の対策に万全を期してまいります。
  
※暫定的に冒頭発言を掲載します。質疑については,おって追記します。
(以上)