令和2年9月17日
林野庁

林野庁では、森や木に関わることで人々の暮らしを豊かにする取組を普及するため、有志の職員による『森林×SDGsプロジェクト』を立ち上げました。
本プロジェクトにおいて、様々な業種の企業のヒアリングや、未来予想図を描くワークショップ等を通して得られたヒントを基に、コンセプトブック『私たちと森のこれから~幸せな未来に向けた5つのアクション~』を制作しましたのでお知らせします。

1.経緯

「私たちの暮らしが、森や木と関わったら、もっと幸せになれるのではないか。」
そうした想いをもって集まった林野庁職員の有志により、『森林×SDGsプロジェクト』を立ち上げました。
このプロジェクトの活動では、林業や木材産業などの業種に関わらず、豊かな暮らし・社会へとつながる取組を普及するため、森林や木材を活用する企業の皆様にご協力いただき、ヒアリングを実施しました。また、今年1月に、「2050年の未来予想図の制作に向けたワークショップ」を開催し、様々な業種の50名の参加者一人一人が想う未来について語り合い、未来予想図を描いてもらいました。
そして、これまでの活動から得られたヒントを基に、社会課題を乗り越えてよりよい未来を実現するために、森や木とどのように関わっていったらよいかを考え、「幸せな未来に向けた5つのアクション」としてまとめたコンセプトブックを制作しました。

2.幸せな未来に向けた5つのアクション

「社会」と「森林・林業・木材産業」の双方の視点から重要性の高い課題の解決につながる取組を、「幸せな未来に向けた5つのアクション」としてまとめ、各アクションに関連する企業の取組を紹介します。

アクション1:緑と木が生み出す、人にやさしい働き方
オフィスの緑化・木質化や自然豊かな地方でのリモートワークを通して、人にやさしい働き方につながる取組を紹介します。
アクション1
アクション2:木がつなげる私たちの暮らしと地域
地域の木材を使うことで、地域の文化や伝統を伝え、人と人との絆を結ぶ取組を紹介します。
アクション2
アクション3:新しい生活を、森の力とともに
森が非日常となった今だからこそ、人々を惹きつける森の特別な遊び方・過ごし方を紹介します。
アクション3
アクション4:サーキュラーエコノミーで暮らしをもっと豊かに
サーキュラーエコノミー(循環経済)の実現へつながる木材利用の取組を紹介します。
アクション4
アクション5:イノベーション×森のめぐみがもたらす未来
木から新素材や建築部材を生み出し、より便利で持続的な暮らしを実現する取組を紹介します。
アクション5

<表紙と内容のイメージ>
表紙内容イメージ

<公開ページ>
林野庁ホームページ内「森林×SDGs」ページで、本日より公開しております。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/genjo_kadai/SDGs_shinrin.html

お問合せ先

林政部企画課

担当者:福長、江口
代表:03-3502-8111(内線6063)
ダイヤルイン:03-3502-8036
FAX番号:03-3593-9564