令和2年8月31日
林野庁

林野庁は、「特用林産物生産統計調査」により、令和元年の木質粒状燃料(木質ペレット)の生産量等を取りまとめたところ、令和元年における木質ペレットの生産量は14.7万トンとなりました。

1.当調査の概要について

林野庁は、毎年、「特用林産物生産統計調査」により、特用林産物の生産量等について調査を行い、その生産動向等について公表しております。今回は、そのうち、「木質粒状燃料(木質ペレット)」の生産量等について公表するものです。

2.木質粒状燃料(木質ペレット)の生産動向について

令和元年における木質粒状燃料(木質ペレット)の生産量は前年から1.6万トン増加の14.7万トン(対前年比112.1%)となりました。
一方で工場数は147工場で、前年から7工場の減少となりました。
生産された木質ペレットを用途別に見ると、燃料用としての生産がほとんどを占め、14.2万トン(構成比96.7%)となりました。
また、原料入手別に見ると丸太・林地残材からの生産が6.3万トン(構成比43.0%)、製材工場等残材からの生産が5.9万トン(構成比40.3%)、建設発生木材が2.4万トン(構成比16.4%)となりました。
丸太・林地残材から生産されたものの樹種別で見ると、スギが3.8万トン(構成比60.2%)、マツが1.9万トン(構成比29.4%)、ヒノキが0.5万トン(構成比8.1%)となりました。
詳細は添付資料を御覧ください。

<添付資料>
別添1 木質粒状燃料の用途別生産量内訳等(PDF : 95KB)
別添2 木質粒状燃料の原料入手区分別生産量及び含水率(PDF : 122KB)
別添3 丸太・林地残材から生産した樹種別生産量(PDF : 125KB)
参考資料(PDF : 89KB)

お問合せ先

林政部木材利用課

担当者:木質バイオマス推進班 山下、根本
代表:03-3502-8111(内線6121)
ダイヤルイン:03-6744-2297
FAX番号:03-3502-0305