2020年8月24日

経済産業省は、他国に類を見ない速度で高齢化が進む日本において、国内外の知見を結集し、活力溢れる高齢化社会の方向性について議論する国際イベントとして、「3rd Well Aging Society Summit Asia-Japan」を開催します。

日本は、人口の約3人に1人が高齢者であり、世界に先駆けて超高齢化社会に突入しています。生活習慣病や認知症患者の増加等が益々深刻化する中、産学官が一丸となり様々な取組を進めています。そうした取組を世界へ発信するとともに、世界の叡智を取り入れて更に発展させることで、各国の高齢化社会の手本となり、貢献していくことが重要となっています。

こうした考えのもと、経済産業省では、ヘルスケアやエイジングに関する国際的な情報連携を促進することを目的に、国内外の有識者と協力し2018年から「Well Aging Society Summit Asia-Japan」を開催してきました。

心身ともに健康に年齢を重ねる「Well Aging」の実現に向けて、健康な食事や生活、社会参画、予防などの取組が徐々に広がる中、新型コロナウイルスをはじめとする感染症で、生活習慣病等の基礎疾患がある人々の重症化率が高いことが明らかになり、その重要性が改めて認識されようとしています。

今回は、with/afterコロナにおいて各国で変化・顕在化する様々な動向や課題、その解決策について議論し、世界中の人々の健康寿命延伸につながるイノベーションを加速させることを目指します。

1.開催概要

名称:「3rd Well Aging Society Summit Asia-Japan」

ホームページ:Innovation Hub 3rd Well Aging Society Summit Asia-Japan

日時:令和2年10月12日(月曜日)9時00分~18時30分、10月13日(火曜日)午後

※12日(月曜日)は会場での参加者を一部に限定し、その他をオンライン参加とします。また、13日(火曜日)は会場を用意せず、全員オンラインでの参加とします。

場所:日本橋高島屋三井ビルディング 日本橋ホール(東京都中央区日本橋二丁目5番1号)

※新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、会場収容人数に制限を設け、オンラインでの参加を可能とします。オンライン参加申込み及び会場参加申込みの詳細については、上記ホームページで後日公表します。

主催:経済産業省

共催(予定):内閣官房 健康・医療戦略室、厚生労働省

運営:株式会社日本総合研究所

2.内容

基調講演やパネルディスカッション等を行い、各分野の現状や課題、今後の取組等について議論します。

テーマ:高齢化社会、ムーンショット型研究開発、デジタルヘルス、認知症対策

担当

商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長 稲邑
担当者:高橋、大筋、田中

電話:03-3501-1511(内線4041~3)
03-3501-1790(直通)
03-3501-0315(FAX)