2020年6月11日

6月1日(月曜日)に、東京都内で火災事故(軽傷者1名)が発生しました。

1.事故の概要

6月1日(月曜日)に、東京都内で火災事故が発生しました。事故発生から東京消防庁が調査を行い、6月10日にその結果が東京瓦斯株式会社に報告されました。これを受け、ガス事業法に基づき、東京瓦斯株式会社(法人番号:6010401020516)から関東東北産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。

また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。

事故発生日時

2020年6月1日(月曜日)午前3時21分頃

事故発生場所

東京都

人的被害

軽傷者:1名

物的被害

台所の一部焼損 

事故概要

一般集合住宅において、台所の一部を焼損する火災事故が発生しました。
東京瓦斯株式会社からは、需要家が二口ガス栓の未接続側ガス栓を誤って
半開放状態とし、ガスが漏えいする中で、テーブルこんろに点火したため、漏
えいした未燃ガスに着火したものとの報告があり、現在詳細を東京瓦斯株式
会社が調査中です。 

供給事業者

ガス小売事業者

ガス種

13A

機器分類

二口ガス栓(迅速継ぎ手あり) 

参考情報

製造者:調査中

型式:LBペアヒューズコック(Rホース)

製造年月:調査中
 

2.注意喚起について

○二口ガス栓でガス機器に接続されていない方の元栓を開けてしまう「ガス栓誤開放」事故が増えています。

未使用のガスの元栓を間違って開けてしまわないようにガードする「ガス栓カバー」を取り付けると事故防止に効果的ですので、詳しくはガス事業者におたずねください。 

○ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。

  • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
  • 使用中の火気は全部消してください。
  • 火気は絶対に使用しないでください。
  • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
  • 窓や戸を大きく開けてください。 

ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。

  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガ・CO警報器)の設置をおすすめします。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
  • ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。

経済産業省のホームページにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非ご覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田

電話:03-3501-1511 (内線4931~4937)
03-3501-4032 (直通)
03-3501-1856 (FAX)