2020年5月26日

5月23日(土曜日)に、宮城県内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。

1.事故の概要

5月23日(土曜日)に、宮城県内で火災事故が発生しました。これを受け、ガス事業法に基づき、仙台市ガス局から関東東北産業保安監督部東北支部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。 

事故発生日時

2020年5月23日(土曜日)午後3時22分頃

事故発生場所

宮城県

人的被害

なし

物的被害

ガスこんろ、ガス栓、ソフトコード2本、網戸の焼損           

事故概要

一般住宅において、ガスこんろ等を焼損する火災事故が発生しました。仙台市ガス局からは、需要家が使用しなくなった炊飯器を撤去しようとした際に、ガス栓を閉止せず開放状態のままソフトコードを外したため、漏えいした未燃ガスに何らかの要因で着火し延焼したものとの報告があり、現在詳細を仙台市ガス局が調査中です。

供給事業者

ガス小売事業者

ガス種

13A

機器分類

ガス栓

参考情報

製造者:藤井合金製作所
型式:調査中
製造年月:1977年10月

2.注意喚起について

  • ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
  • ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
  • ガス消費機器の定期保安点検にご協力ください。
    • ガス事業者は消費者宅のガス消費機器について、定期的に点検を行っていますので、ガス事業者からご案内がありましたら、御協力ください。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
    • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
    • ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
  • 経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非御覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田

電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
03-3501-4032(直通)
03-3501-1856(FAX)