新型コロナウイルス感染症に関連して,感染者・濃厚接触者,医療従事者等に対する誤解や偏見に基づく差別を行うことは許されません。
 公的機関の提供する正確な情報を入手し,冷静な行動に努めましょう。
 また,法務省の人権擁護機関では,新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別,偏見,いじめ等の被害に遭った方からの人権相談を受け付けています。
 困った時は,一人で悩まず,私たちに相談してください。

法務大臣からのメッセージ(新型コロナウイルス感染症に関連した人権侵害について)

 このたびの新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々に心より哀悼の意を表しますとともに,現在治療中の皆様の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。
 そして,昼夜を問わず,最前線で検査や治療などに御尽力されている医療従事者の方々に対して心からの敬意を申し上げます。
 しかしながら,国民が一丸となって感染の拡大に立ち向かうべきときに,患者・濃厚接触者の方や,医療従事者の方,本邦外出身者に対する誤解や偏見に基づく差別的取扱いや言動の事例が報告されていることは誠に残念です。このような不当な差別を行うことは許されるものではありません。
 法務省では,これまでも,新型コロナウイルス感染症に関連した不当な偏見・差別を行わないよう呼びかけるとともに,人権相談の窓口の周知を行ってきました。
 このたび,3月28日に政府の対策本部で決定された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」も踏まえ,昨日,改めて,人権擁護局の各SNSにおいて,このような偏見・差別が許されないこと,及び人権相談窓口の案内の発信をしたところです。
 法務省として,不当な偏見・差別が行われることのないよう,引き続き,人権擁護活動にしっかりと取り組んでまいります(令和2年4月3日(金)法務大臣閣議後記者会見より)。

人権相談窓口

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,来庁される方々への感染拡大防止のため,法務局・地方法務局(支局を含む)では,当分の間,できる限りインターネット又は電話による相談をお願いしておりますので,以下の相談窓口を御利用ください。

インターネット人権相談

 様々な人権問題のインターネットによる相談窓口です。
 相談フォームに必要事項を入力して送信していただくと,最寄りの法務局・地方法務局に相談に関する情報が送信され,後日,メール,電話等により回答します。

大人はこちら
子どもはこちら(子どもの人権SOS-eメール)
◆外国語インターネット人権相談
  The human rights counseling services on the Internet (英語版インターネット人権相談)
  网上人权咨询受理窗口  (中国語版インターネット人権相談)

みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)

 様々な人権問題についての相談を受け付ける相談電話です。
 0570-003-110 ※スマートフォンでタップすると電話がかけられます。
 (平日午前8時30分から午後5時15分まで)
 詳しくはこちらから。

子どもの人権110番

 いじめ・虐待など子どもの人権問題の電話による相談窓口です。
 0120-007-110 ※スマートフォンでタップすると電話がかけられます。

 (平日午前8時30分から午後5時15分まで) 
 詳しくはこちらから。

女性の人権ホットライン

 家庭内暴力など女性の人権問題の電話による相談窓口です。
 0570-070-810 ※スマートフォンでタップすると電話がかけられます。
 (平日午前8時30分から午後5時15分まで)
 詳しくはこちらから。

外国語人権相談ダイヤル(Foreign-language Human Rights Hotline)

 外国人のための電話による相談窓口です。
 0570-090911 ※スマートフォンでタップすると電話がかけられます。
 (平日午前9時00分から午後5時00分まで)
 詳しくはこちらから。 

政府からのお知らせ

政府広報・スポットCM

◆「新型コロナウイルス対策8」篇(令和2年4月21日公開)
新型コロナウイルス対策8
(政府広報室のホームページにリンクしています。)

◆「新型コロナウイルス対策6」篇(令和2年4月3日公開)
新型コロナウイルス対策8
(政府広報室のホームページにリンクしています。)

関連リンク先

新型コロナウイルス感染症に備えて(首相官邸のホームページにリンク)
新型コロナウイルス感染症について-差別でお困りの方へ(厚生労働省のホームページにリンク)