令和2年4月15日

1 令和2年度四島交流等事業(四島交流訪問・受入(専門家交流含む),北方墓参,自由訪問及び患者受入を指す。)の計画等については,今般,我が方及び四島側実施団体との間では基本的に合意が得られました。

2 その一方,現在政府は,新型コロナウイルス感染症への対策が危機管理上重大な課題であるとの認識の下,国民の生命を守るために様々な措置を講じているところであります。このような新型コロナウイルス感染症をめぐる現状を踏まえ,内閣府及び外務省並びに四島交流等事業の我が方実施団体は,我が国国民の健康と安全を確保するとの観点に立ち,令和2年度四島交流等事業の実施につき,以下(1)及び(2)のとおり対応することとし,ロシア政府及び四島側実施団体とも一致しました。

(1)令和2年度の四島交流等事業(四島交流訪問・受入(専門家交流含む),北方墓参,自由訪問及び患者受入を指す。)は当面実施を見合わせます。

(2)その上で,令和2年度の事業の開始時期については,新型コロナウイルス感染症をめぐる状況の推移等を見極めつつ,追加的に決定します。

3 日本政府及び我が方実施団体は,四島交流等事業の重要性に鑑み,可能な限り早期に事業を開始できるよう,ロシア政府及び四島側実施団体と協議を継続していく考えです。